備考文でテーブルが横に長くなる対策に脚注スタイルを採ってみた #Notion
Wikipedia及び各種Wikiでよく見かける脚注リンク、Notionには機能としては存在していませんが、頑張れば作ることもできます。
筆者は業務用ページにもちょくちょく仕込んでいますが、他の人がやっているのを余りみかけないので書いてみました。
作り方
基本的にはよくあるリンクと変わりません。少し違う点としては参照先が常にブロック単位のリンクになるという辺りでしょうか。なお、参照先ブロックについてはテキストブロック以外も指定可能です。
リンク用テキストは、大体は※(レファレンスマーク)と数字ですね。アスタリスクを使う手もありそうですが、記法との兼ね合いで今回は見送っています。
リンクを入れる場合に気をつけるポイントとしては、テーブル内のテキストへリンク差し込みたい場合。テーブル内セルは案外狭いため、テーブル外でリンクテキストを作成して、テーブル内にコピペで貼り付けると操作が楽になるでしょう。また、うっかりメンションリンクにならないよう気をつけましょう。
複製する場合は、基本的にはテーブル外へ脚注用テキストブロックを追加し、テーブル側は脚注リンク自体をコピペで増やした後にナンバーとリンクページ先を差し替えるだけです。
なお、このリンクページ先にはリンク先ブロック内のテキストが反映されないので、設定後にクリックして正確か確認する必要があります。
操作した場合の挙動
ページ内ブロック単位リンクのメリットはわかりやすくフォーカスがかかることですが、脚注スタイルにした場合にはこれが活きてきます。
あとがき
Notionの一機能として提供されるとありがたいのですが、リンクテキストや脚注テキストとの紐づけなど、色々な問題が発生する可能性があります。
テーブル内の各レコードの備考をプロパティに入れると、テーブルが横長になるという場合には、便利な仕組みです。気になる方にはおすすめです。